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怠惰で平凡な日常

第1位!!チェンソーマン!!乗り遅れるな!!このビッグウェーブに!!

こんばんは。やっと1位について書けます。

正直最早9位〜2位なんて前置きみたいなもんで、この1位を布教したいが為に今回ランキングのブログ書いてます。1位だけなんで、ネタバレもクソもなくてタイトルで漫画名ぶち込んで見ました。他の9作読まなくていいんで、これだけは読んで見てほしいって位2019-2020の間でどハマりしました。

本日ジャンプにて完結!祝アニメ化決定!!

そんな流行りのビッグウェーブに乗遅れたくない人

是非!どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

第1位 チェンソーマン  作:藤本タツキ


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はい。やっぱ「チェンソーマン」です。(以下チェ)

まぁ、分かってた人も多いかもしれません。俺のランキングなら1位はチェしか無いです。この作品はとにかくヤバい。作者がヤバい。登場人物がヤバい。ストーリーや細かい設定がヤバい。作画、コマ割がヤバい。どれもヤバいという一言で語ってしまえばそれまでですが、これらがいかにヤバいのか?なぜヤバいくらい面白いのか?それを一つ一つ拾っていきます。

 

まず、作品を語る前に作者の藤本タツキ先生について語らなければなりません。この人はヤバい人です。狂人です。先生自身の妹という設定の「ながなまこはる」というアカウント名でTwitterをしてます。それも2012年から。はい、もう意味がわからないですよね。ですが、狂人エピソードはこれだけではありません。その他にも自身の脳内で漫画雑誌を作成し同時に7本の漫画を連載していた学生時代。更には下記のエピソードなども常人には理解し難い感性です。
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どうです?ヤバいでしょ?

作者は狂ってるんだ。そんな認識がないとついていけない場面は多々あります。それが次のストーリーがやばいに繋がって行きます。

 

では、「チェンソーマン」とは一体どういう話か?

あらすじとしては、人間の恐怖から生まれる悪魔が存在する世界で、公安警察に拾われた主人公のデンジとその仲間たちが最強の悪魔である「銃の悪魔」打倒を目指す物語です。設定上はよくある少年漫画ですよね。ですが物語の進み方がヤバいです転調転調転調です。それも話数毎にではなくページ毎に。たった1ページで天空の楽園から奈落の底にも行くジェットコースターです。緊張と緩和。この落差はフット後藤でなくても耳キーンなります。天空で爆笑し奈落で心が死にます。

ここで大事なのは「号泣」ではなく「心が死ぬ」という点です。その理由は作者が藤本タツキが人の心が無いからてです。まぁ、とにかくここまで1ページに振り回される漫画はありません。断言できます。

また、そんな作品なら勢い重視の大雑把なストーリーの作品だと思う方もいると思います。しかし、チェのヤバさは、もの凄い勢いを維持しながらも細かな設定や伏線が綿密に組まれている所でもあります。ネタバレ防止であまり多くは語りませんが、舞台となった年代、ソ連崩壊が起こってない理由等は緻密に設計されてるからこそだと言えます。また、高低差がある物語でも、テーマが一貫して「夢」という点でブれないのも素晴らしかったです。最後まで読んで、あれはこういう事だったのか!となる点が本当に多いです。どうです?ヤバいでしょ?

 

 

次に物語というジェットコースターに乗るキャラクター達がヤバいです。そしてどのキャラもが、愛おしく魅力に満ち溢れているのです。作中に登場するただのでさえ好きになる漫画は、チェ以外世界中どこを探しても無いでしょう。そんなヤバいキャラの一部を紹介します。

主人公「デンジ」

義務教育も通えない劣悪な環境で生きる主人公です。彼は親友のチェンソーの悪魔・ポチタ」 とデンジを最悪な環境から拾ってくれた、公安の「マキマ」さんが大好きな少年です。主人公ながら作中で1番イカれてます。常識もない、学もない。そんなデンジにしか思いつかないような作戦で数々の強敵と戦います。この作戦がいつもヤバいです。また、先程「心が死ぬ」と言いましたが、そんな中でも主人公であるが故に、唯一安心して見てられる人物です。

 

傲慢で虚言癖で差別主義者の「血の悪魔・パワー」

更に、強敵の前では逃げる。トイレは流さない。風呂にも入らない。という最低最悪なヤツです。しかし、人気投票No.1なのです。チェ情勢は複雑怪奇。これは大日本帝国国際連盟脱退するレベルです。しかし、この謎は読めば解けます。ここで多く語っても魅力の半分も伝わらないと思うので書きません。読んでください。

 

銃の悪魔への復讐に燃える悪魔嫌いの人間「早川アキ」

公安のデンジとパワーの班の班長です。この漫画唯一の常識枠かもしれません。デンジとパワーにいつも振り回されていますが頼れるパイセンです。クールな復讐者がデンジ達と関わっていく中で心情が変化がとても尊く感じてきます。特にデンジ、パワー、アキの3人の関係性は意識的に濃厚に描かれていて、かつ物語の中で唯一心落ち着く場所に設定されてます。要は癒しですね。

 

他にもマキマさん、レゼ、ビーム君、コベカス、姫パイ、岸部隊長など濃ゆいキャラは沢山いるんで、それは読んでからのお楽しみということで!!

 

次に、作画がヤバいって事についてです。作者の藤本タツキ先生は映画が好きらしくてその影響が物凄く反映されています。コマ割は映画のワンシーンのような秀逸で目を見張るページが多くあります。また、一コマ一コマが作者のセンスを爆発させてます。ヤバすぎます。
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これ、「闇の悪魔」の登場シーンなんですけど凄すぎませんか? 闇=宇宙=宇宙飛行士って連想だと思うんですけど、もはや1個の芸術として昇華されてますよね。

これは代表的な1例に過ぎず、これレベルの一コマが随所に見られるんですよ。そういう点で見ても面白くないですかね?どうですか?

 

 

以上こんなもんで終わります。もっと沢山言いたいことはあるんだけど、長いんで辞めます。チェンソーマン読んだら是非俺と語り合いましょう。ジャンプ+で描かれる第2部と共に楽しみにしてます。

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき、、、

チェンソーマンと呪術廻戦の似てるようで似てない違いとか、

チェンソーマンのノリってb級ホラーからきてるとか

マキマさん、レゼ、ビーム君のキャラとか

藤本タツキの前作ファイアパンチの話とか

色々物足りない部分はあったな〜